フィリピンは近くて安い!マニラはひとり旅デビューにおすすめ

スモーキーマウンテンの子供

どうも、Bombです!

僕がバックパッカーとして初めていった国はフィリピン。

大学2年の部活がオフ期間の時、急に「海外に一人で行ってみたい」と思い立って行ったのがこの国。

その日のうちに2週間後のチケットを買って、2泊3日の旅に出かけた。

思いつきで行ったものの、初めての一人旅にはぴったりでした!

この記事では、僕の経験を踏まえ、お勧めできる理由や感想を書いていきます!

安くて近いフィリピンは初めての一人旅にオススメ

フィリピンは日本から近い

フィリピンは日本から約3000キロ。

飛行機で4〜5時間でいける。

時差も1時間しかない。

そのため三連休もあれば、ふらっと行けてしまえる。

フィリピンは物価も航空券も安い

海外旅行の出費はえげつない。
普通に10万くらいかかるし、だいたいその半分は飛行機代で持っていかれる。

でもフィリピンは近いから、航空券が安い!就航本数も多い!

往復3万円前後でいけちゃう。

安い時は往復2万円切っちゃいます!

飛行機の窓からの景色
参考航空券を最安で買う方法

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フィリピンは治安がいい

僕が一人旅の行き先を考えた時、「バックパッカーならやっぱ、途上国!活気があるところ!」と思いました。

とはいえ初一人海外。
僕もやっぱり治安や万が一心配でした。

しかしフィリピン!

フィリピンは途上国とはいえ東南アジアの国々でも比較的治安は良い方で、
最近はドゥテルテ大統領のもと犯罪を厳しく取り締まっているのでより改善されてきています!

フィリピンは英語が通じる

さらに他の東南アジアの国々とは違い、多くの人が英語を話せる!

これはめっっちゃ大きい。

フィリピンはオンライン英会話とか語学留学の選択肢にも入るほどで、
人口が約1億人に対して80%の8000万人が英語を話すことができると言われています。

これはスペインやアメリカに占領された過去の名残でもあります。

英語はこれでも紛れもなく私たちの第二言語。
何かあった時、片言の英語でも通じるか通じないかで不安度は格段に違う。

 

僕がフィリピンで訪れた首都マニラ

途上国の治安が不安だとか思っていたくせに、航空券の安さを最優先したせいで、マニラについたのは夜の12時前。

あまりにも考えてなさすぎてWiFiも借りずに来てしまった。
もちろん現地のフィリピンペソも持ってない。
クレジットカードすら持ってない。

マニラの空港に着いたら、親に無事か電話しろと言われていたので電話したものの、
案の定、無計画すぎると電話越しで説教された。

空港から少し出ると両替屋がいたので、とりあえず現金1万円をフィリピンペソに両替した。
もはやレートなんか分からなかったし、気にしてもいなかった。

タクシーは空港のタクシー乗り場に大量にいる。
イエロータクシーが安全という情報を5分前に怒る親父に教えてもらい、時間も時間なので安全第一でホテルに直行した。

泊まった宿

僕が今回泊まったホテルは、ユースホステル。

名前は、
「ヒリック ブティック ホステル」

価格重視で選んだ。

このホステルがある地区、マカティには他にも1000円ちょいで泊まれる安いホステルがたくさんある。

宿に行くまで相部屋だとは知らなかった。

初めてホステルというスタイルの宿に泊まった。

アットホームでギターもあって、旅人が歌っていた。

ソレアーリゾートアンドカジノ

翌日のプランは決めていなかった。

情報集めにホステルのスタッフに話しかけたら、暇らしく、一緒に外に行くことになった。

スタッフの拾ったタクシーに乗り、
ラフィエスタというビュッフェレストランで昼ごはん。

フィリピンのバイキング

写真はありませんが、フィリピン料理から刺身までありました。

海外で日本の食べ物を見ると嬉しい。

フィリピンのビュッフェレストラン

カラフルなゼリー。
着色料ごり押し系は見た目で厳しかったです。

フィリピンの変な色の飲み物

手前のピンク色の飲み物はライチジュース。
絶対こんな色しない。

ご飯を食べるフィリピン人

ホテルのスタッフの彼は一週間前に車にはねられたらしく、左半身が思うように動かないらしい。

大丈夫か聞いても、「うん、全然」みたいな感じで深刻そうに話してなかった。。

その後“ソレイヤ”に行こうと言われた。(ちなみに彼はほとんどタガログ語)

なんのことかさっぱりわからなかった。

行ってみると、どうやらカジノらしい。

入り口でパスポートを見せ、入場カードを作った。

SolaireCasino

こんな写真しかないが、中はもっときらびやかで広い

SolaireResort

宿泊していなくても上層階の広いスペースに出れる。

ここからはマニラ湾を眺めることができる。

カジノに行ってカードを作ったのに遊ぶ金もないのでカジノで遊ばずその日は帰った。

スモーキーマウンテン

宿に帰ると相部屋の人が入れ替わっていた。

ちょうど向かいのベットに童顔のフィリピン人がいた。

彼の名はアンジェロ。
セブ島出身で、船乗りらしい。

船乗りは航海中は休みはほとんどないけど、
航海が終わると休みを3ヶ月ほど取れるため、マニラに滞在していると言っていた。

次の日念願のスモーキーマウンテンに一緒に行ってくれることに!
スモーキーマウンテンのパンフレット
宿に置いてあったパンフレット。観光地が書いてある。

スモーキーマウンテンまでは乗合タクシーのジプニーで向かう。

フィリピン人とジプニー

隣はアンジェロ

フィリピンでフィリピン人と行動できるのはありがたい!

これもユースホステルの醍醐味。

 

ジプニーはストリートごとに走っていて、基本交差点は曲がらない。
そのため、交差点で降りては違う方向に行くジプニーに乗り換える。

乗り方は、運ちゃんに見えるように「俺乗りたいです!」アピールすれば止まってくれる。
降り方は、コインを手すりに叩いてカンカン鳴らす。
料金は乗車中に運ちゃんに渡す。お客さん経由で回してってくれる。
ジプニーの中
ジプニーの中。右手前の彼がお金を渡してます。

 

ジプニーを乗り継ぎスモーキーマウンテンについた。

スモーキーマウンテンの子供

スモーキーマウンテンの店

スモーキーマウンテン

実際にはの由来となるゴミが集められた”マウンテン”があるが、
近くには銃を思った警備員がいて、これ以上は撮影禁止と言われてしまった。

スモーキーマウンテンはワンピースのルフィが育った、ゴア王国にあるグレイターミナルのモデルと言われている。

これでも最近は世界に知られたゴミの山の汚名を払拭すべく綺麗になってきているらしい。

それでも悪臭と汚水とゴミがすごかった。

イントラムロス

その後、宿でもらったパンフレットにあったイントラムロスに向かった。

イントラムロスは16世紀にスペインがフィリピンを占領した時に作られた地区。

高校の時、世界史Bで習ったレガスピが作った。

イントラムロス

大砲に座る男

当時の大砲がある。

フィリピンはスペインの占領後、20世紀はじめにアメリカに占領され、第二次世界対戦時は日本軍に占領されます。

帝国主義の国にとってフィリピンは非常に重要な拠点でした。

ここではその戦いの爪痕を感じることができます。

リサール公園

最後にリサール公園に行きました。

リサール公園
もっとしっかりした記念碑と銅像があるのに。。

リサール公園の由来になったホセリサールは、フィリピン独立革命の主導者です。
医者で哲学者そして革命家。
さらに英語、中国語、スペイン語、フランス語など15ヶ国語を操ることができました。
天才です。

スペインからの独立を目指しましたが、1896年に35歳の若さでフィリピン人に見守られる中、公開処刑されました。

ここ、リサール公園はそのホセリサールが処刑された場所です。

そんな歴史のあるリサール公園では、1946年のアメリカからの独立宣言がされました。

リサールの想いがこの地で果たされたと考えると胸が熱くなる。
そしてその場に自分が立っているのはとても感慨深い。

歴史を学ぶと旅が深くなる。

とはいえ、そんなしんみりした場所ではありません。

公園の真ん中には池があり、多くの観光客や家族づれで賑わっています。
ここでは観光地特有の客引きに注意です。

その他に印象的だったこと

街を流れる汚い川。
ゴミの多さに言葉を失った。

ジョリビー

ジョリビー。
フィリピンではマクドナルドよりも勢力が強い。
プレートに乗った袋の中には米が入ってる。
パサパサのタイ米なので要注意。

フィリピンの屋外ライブ

ホステルの目の前には屋外ライブ会場と屋台が併設されていた。

現地料理も食べることができる。
フィリピンの混ぜご飯

混ぜご飯。
醤油ベースで刻んだ野菜が入ってる。
ナッツがいいアクセントになっていた。

牛の血を固めたもの。
プルプルしてて食感が気持ち悪かった。

アンジェロはバイセクシュアルでした。

フィリピンの屋外ライブ

ライブの様子。
マニラはロックバンド”journey”の2代目ヴォーカルのアーネル・ピネダの出身地。

このバンドもjourneyのDon't stop believingを歌っていた。


中学の道徳の授業で同じ動画を見ました。

この旅の感想

今回訪れたマニラ。
最初にも書いたように、突然思い立って行くことを決めた。

よくある「行き当たりバッ旅」みたいなもので、これまでひとり旅すらしたこともなかった。

実際、あらかじめ観光名所も、移動手段も、現地料理も調べてなかった。

ふと、「フィリピンの”ゴミ山”を見てみたい」と、頭に浮かんで、「行ってみようかな、行ってみるか。」
みたいな気持ちだった。

それでも、
「旅ってこんな感じでいいんだ」
と思えた旅でした。

変に気張らなくていいし、ハードルは案外高くない。

そんな旅の一歩を踏み出すのにフィリピンはとってもオススメです!

  • この記事を書いた人

Bomb

1996年生まれ。|大学4年間体育会サッカー部に所属|留年し、5年目にバックパッカーとして20カ国以上を旅した。|好きなチームはリヴァプール。

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