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あえて他の国を経由して安く帰ってきた方法

ライアンエア

こんにちは!Bombです!

今回は僕がトルコからあえてロシアを経由し、
安く日本に帰ってきた方法とその注意点について書いていきます。

ただトランジットのある飛行機を利用しただけではなく、
僕オリジナルの方法だと思うので、この記事を読めばあなたの航空券を探す選択肢も広がります!

特にヨーロッパや東南アジアなど周遊での旅行を考えている方には参考になると思います!

この記事を読んでいただいている方は航空券を安く買いたいと考えている方だと思うので、
↓の記事もぜひ参考にしてみてください!

それでは僕の実践した帰国方法を説明していきます!

海外からの帰国方法

あなたは海外旅行に行った時どのように帰国しますか?

まずは王道の二つのパターン。

直行便

まずは直行便で直帰ですよね。

僕が実際旅したトルコからの帰国方法を考えてみましょう。

トルコ(イスタンブル)→東京(成田)

直行便が一番楽ですね。
一番早いですが、少々値が張ります。。

第三国を経由(トランジット)

直行便の他にも第三国を経由して帰ってくる方法もありますよね。

例えば、

トルコ→中国→日本
と、中国を経由する場合や、

トルコ→ロシア→日本
と、ロシアなど出発地や目的地ではない第三国を利用するパターン。

値段は直航便に比べて安め。
でも乗り換え(トランジット)がある分時間がかかります。

なぜ第三国を経由(トランジット)するのか

海外からの帰国方法、もしくは
海外への出国方法は、方法は上に書いた、

  • 直行便
  • 第三国の経由

この二つが基本だと思います。

比較するポイントは、値段時間の2点ですよね。

ではなぜ直行便とトランジットで値段が違うのか。
当たり前だと思うかもしれませんが、その仕組みまで考えてみましょう!

航空会社は自国を経由しなければならない

これをみて”?”と思うかもしれません。

ありがとうございます。
僕の中のリトル池上彰が喜んでます。

ではでは、なぜトランジットのある飛行機は値段が安いのか。

結論から言うと、
直行便の路線がある航空会社からお客さんを獲得するためです。

具体的に説明していきましょう。

日本から海外に行く場合、
JALやANAの飛行機に乗ればどこも経由せずに目的地までノンストップで行くことができます。

例えば、アメリカに行く場合、
日本→アメリカ
と、どこも経由することなくいけます。

 

一方で、南極に国があったとして、南極航空(仮)があるとします。(分かりにくかったらごめんなさい笑)

日本とアメリカを移動する人が多いとします。
そこでもしあなたが南極航空の社員だとしたら、
日本→アメリカ
の路線を飛ばして顧客を奪いたいですよね。

わざわざ寄り道するよりそのほうが早いし、燃料代も安く済みそうです。

ですが、日本⇄アメリカ間の直行便を第三国(南極国)の航空会社は飛ばすことはできません

なぜなら、航空会社は自国とその目的地を結ぶ飛行機しか飛ばせないという国際ルールがあるからなんです。

確かにこのルールがないと、日本から韓国の路線を、
エチオピア航空が飛んでいるなんてことになりかねない。笑

これを南極航空に当てはめてみると、

日本→南極→アメリカ

と言うように、一度自国である南極を経由しなければならないのです。

南極航空は、
南極→〇〇
もしくは
〇〇→南極
の路線しか飛ばすことができないのです。

僕が南極航空の社員だったら、絶対日本⇄アメリカの路線に割り込もうとはしない。笑

顧客獲得のために値下げする

極端なことを言いましたが、
中国の航空会社、中国航空(仮)の場合で考えてみましょう。

上の項目で書いたように、
日本からアメリカに移動する顧客を獲得したい中国航空は、
自国の中国の経由がマストです。

そのため、日本⇄アメリカ間を直行便で最短距離で最短時間で行ける
日本とヨーロッパの航空会社より値段が高くては顧客は利用しません。

そこで日本とアメリカの航空会社の料金よりも安い値段設定にして航空券を売ります。

そうすることで初めて顧客は時間と値段を天秤にかけるようになります。

これが航空業界の仕組みと第三国経由の飛行機の料金が安い仕組みです。

とはいえ日本の航空会社のJALやANAは基本的に直行便の中でもさらに値段がします。
それは単に時間を売っているのではなく、サービスで付加価値をつけているためです。

顧客を獲得するのに値段ではなくサービスで勝負している日本の航空会社は世界的にも高評価です。

ですが、僕の最優先は料金なのでいつか乗れることを楽しみにしています。

今回僕が使った裏技

僕は旅行をする際、今まで書いた内容を前提にチケットを探しています。

前提条件として、

  • お金を節約する
  • 多少時間がかかってもいい

の2点があるので基本第三国を経由する飛行機を利用します。

その上で行ったことを書いていきます。

第四国を経由する

新たな言葉が出てきちゃいました。

"第四国"

これは僕が勝手に作っちゃいました。

 

どういうことかと言うと、トランジットの飛行機に乗るためにあえて別の国に行くということです。

例えば
フランスから日本に帰る際に、
フランスから、あえてイタリアに行き、そこから中国航空を利用し、中国を経由して日本に帰ることで安い飛行機に乗る作戦です。

フランス→中国→日本が6万円だとします。
一方で

イタリア→中国→日本が5万円だとします。
かつ、
フランス→イタリアが5000円で移動できたら、合計5万5000円です。

わずかな差ではありますが、
ヨーロッパを周遊しようとしている場合、最後の目的地をイタリアに設定することで、
経済的かつ時間も効率的に使える可能性があります。

ヨーロッパやアジアでは格安航空が2000円程度から乗れたりします。
これをうまく活用すればお得に移動することもできます!

飛行機好きな人には最高かもしれません笑

トルコからロシアを経由して帰国

僕はドイツから東ヨーロッパを周遊してトルコに抜けました。

トルコから日本の成田に帰国するためのチケットを探していたところ、
ターキッシュエアラインで直行便が約4万円。

一方、アエロフロートを利用してロシアを経由して帰ってくる便も4万弱。
そこまで安くなかったです。

ロシアも観光したいと思っていましたが、ロシアはビザの申請が必要だったので断念。
しかしその時偶然ロシアから日本に帰るチケットを検索したらトルコを経由して帰ってくる便が2万7000円ほど。

航空券
航空料金
↑実際の航空券

安いけどロシアに行かんと。

そこで僕は試しにトルコからロシアに行く料金を調べました。
するとポベーダ航空というアエロフロートの傘下のLCCが約5000円で飛んでいました。

ポベーダ航空
↑値段は3365ルーブル(約5000円)
着陸時にはしっかり拍手が起こってました笑(ロシアでは着陸時に拍手が起こる)

トルコ→ロシア が5000円。
ロシア→トルコ→日本 が2万7000円だったので
合計3万2000円という安さで帰ってくることができました!

ここではトルコ、ロシア、日本の3カ国しか出てきていませんが、
トルコ→ロシア→トルコ→日本なので
トルコが出発地、ロシアが第四国、2回目のトルコが第三国、そして目的地の日本 といった感じになります。

ちなみに僕は2回目トルコの際、乗り継ぎ時間が18時間ありました。

これもあえてそうしたのですが、
1回目のトルコの際、宿に荷物をおき、手ぶらでロシアに行って、トルコに帰ってきて、
長時間の待ち時間でイスタンブルの街に行って観光する荒技をやりました笑
トルコアイスと屋台
↑トルコアイス

特に僕がやったやつは少しややこしかったですが、
ただ第三国を経由するのではなく、あえて違う国に移動して帰国する方法を使ったということになります。

※前述しましたが、ロシアは入国にビザが必要なのでトランジットも少し複雑です。
最悪、強制帰国などもあるようなので以下の記事を参考にしてください。

あえて第四国を経由してみよう

少しややこしいと感じたかもしれませんが、
あえて別の国を別の国(第四国)に移動してからトランジットのある飛行機で帰国する方法を紹介しました。

時間は直行便よりもだいぶかかりますが、
コストを大幅にカットできますし、しっかりと計算すればトランジットの国を観光できます!

飛行機好きの人は3回は飛行機に乗れるということになります。

時間に余裕がある方や、周遊での旅を考えている方はこの方法が使いやすいと思うので、ぜひ実践してみてください!

  • この記事を書いた人

Bomb

1996年生まれ。|大学4年間体育会サッカー部に所属|留年し、5年目にバックパッカーとして20カ国以上を旅した。|好きなチームはリヴァプール。

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